
京都中小企業家同友会50年史
㈱Kawau Farmの川崎さんは、くうしん菜を中心に久御山でハウス農業されており、百貨店をはじめ多くの飲食店にくうしん菜を卸しておられます。
創業は曾祖父。農家に生まれ育ち、川崎さんは4代目。大学4回生の頃、一番の親孝行は事業承継をすることであると考え、25歳で就農、農家を引き継ぎ30歳で法人化されました。父親が始めた水耕栽培のくうしん菜を広める事が自分の役割とし、営業活動にも力を入れ市場の卸だけでなく百貨店や飲食店にくうしん菜を広める活動をされています。
日本の農業従事者の高齢化や日本の食料自給率は40%と日本の農業が衰退していく危機的状況の中、農業が抱える様々な課題と向き合い、日本の農業の将来を担い活動されています。
食べることは一生続くこと。農業はなくならない!と生きる根源を熱く語る若き明るくエネルギッシュな川﨑さん。農業経営の現状とコロナ禍から見えてきた日本の食料自給率と生産性の課題、今後の展望を熱く報告して頂きます。