
京都中小企業家同友会50年史

同友会に出会い、社員との関わりや、経営者として必要なことを学んだことで、地域の企業として何が必要なのかに気づき、さらに地域に無くてはならない企業を目指して、第1期実践塾に参加。実践塾で得た、経営理念と、経営指針を社内に示し共有したことで、若手社員に変化が現れた。さて、その若手社員はどんな行動をとるようになったのか…。詳しくは例会でお聞きください。

お父様が創業者であるが実質おられず、幼少期からお母さんが事業を切り盛りし、その後、叔父様に事業が継承されたことで、穏やかにお話しされていましたが、相当なご苦労があっただろうなと感じました。
先代の経営に疑問を持ちつつ、なかなか現状を打破できないもどかしさというものはどこの企業にも起きることだと思います。松尾さんのお話にもありましたが、同友会の会合や実践塾への参加、また異業種の方々と話をすることができたからこそ、現状のままでの危機感を感じ、将来について具体的に考えることができたので、先代に「独立したい」との直談判もでき、また先代の元を離れご自身で経営していく自信を得られたのだと思います。
その際に先代からの「辞めんといてくれ!」の言葉には松尾さんに対する全幅の信頼が含まれていたと思います。お話をお伺いする中で感じた仕事への姿勢やお人柄からも納得できる一言でした。また、売上を上げるだけが目標ではなく、従業員の働きやすさ、幸福度がアップする企業の将来像を目指しておられる姿勢については、見習う点が多く今後も参考にさせていただきたいと思います。
松尾さんの貴重なお話をありがとうございました。
感想報告:藤城 一史さん(京田辺相楽支部)