
京都中小企業家同友会50年史

3月昼食会の報告者は「まちと農の関係をあたためる」を経営理念に掲げ、山科で農業を営む、うつみ農園三代目、内海彰雄さんです。
内海さんは幼少期から農業を継ぐことを想い、憧れも持って育ちました。
地産地消の原型ともいえる、暮らしに近い「まちなか農業」の役割は、いつしかスーパーなどの台頭で役目が変わっていきました。
そこで、内海さんは現代の農家の務めとして「農と暮らしの関係を、もう一度結び直す」ことを実践されています。キッチンカーを導入し農業界から食の提案を行ったり、規格外野菜を使った缶詰を開発し、その加工場は福祉施設の仕事の創出につなげるなど、アイデアをどんどんカタチに変えられています。原料や燃料の高騰の波を乗り越える為に、作物転換を行いレジャーや福利厚生として、いちご狩りなど、新しい「まちなか農業」を検討されています。また農業とのコラボパートナーも探しておられます。
内海さんの農業にかける熱い想いや、プライベートの事なども報告頂きますので、奮ってご参加ください!