
京都中小企業家同友会50年史

京都岩倉の木野駅前に三角屋根のお洒落なパンとケーキの工房を営まれている武藤さん。工房では多くのパートの主婦の皆さんも一緒に働いておられます。子育てを経験された方や子育て中の方など多様な方々がお互い様の精神で助け合いながら働いておられます。14年を超えて努めておられる方も数名居られます。
武藤さんは聴覚に障害がある弟さんと二人で工房を創業されました。
弟さんは、今は独立しお互いに研鑽を重ねられているそうですが、周りからの支えのお陰で兄弟が生かされていると感じつつも実際には恩返しの方法を見いだせずに過ごしておられました。
ある日、白河総合支援学校から生徒の実習依頼を受けた事を契機に社員やパートさんの働き方に新たな視点と活路を見出されたそうです。
武藤さんの経営報告から「人を生かす経営」を学びましょう!
【設営:ソーシャルインクルージョン委員会】