
京都中小企業家同友会50年史

こんなことありませんか?「日々の仕事に追われて将来を考えるヒマがない!」、「行き当たりばったりの経営。これじゃダメだとはわかっている」、「社長がいないと回らない。社員が育たない」。
その原因は経営の方向性が決まってなかったり、方向性がぶれてしまっているからではないでしょうか?本音で語るパネルディスカッションで経営の方向性がぶれていたが、あることをきっか けにぶれなくなった実例等をお話しします。経営の方向性がぶれそうな、あなたのための研修例会です。
ひとりで悩まず、答えはきっとこの研修例会に!
| 参加者まとめ | 下京A支部6月例会まとめ |
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下京A支部令和最初の例会は「経営の方向性がぶれないように」~あなたのための研修例会~と題し、お二方にパネルディスカッション方式でご登壇いただきました。
㈱キノシタ代表取締役・木下浩一さん、原田塗装代表・原田真臣さん、コーディネーターに㈱MATAHARI代表取締役・中川ひとみさんにお願いをし、開催させていただきました。

この日は近畿を大きな台風が近畿を縦断するというアクシデントがあり、とても思い出深い例会となりました。
同友会が掲げている経営理念、指針成文化率を高めようとしている中、指針書作りを行うきっかけを頂いていた実践道場や、実践塾に入塾してから「人を生かす経営」について、ご自身の考え方がどう変わったのか?そして社員さんとの関係性はどうなっていったのかを中心にお話いただきました。
その中で原田さんは、当初はあまり気のりはしなかったそうですが、回を重ねるごとに気づきの連続だった様です。これまであまり意識をしなかった文章化する事については本当に大切な事だと実感されたとの事でした。
木下さんは、言葉に出す事で社員に思いが伝わり、それを続けていく事で社員との距離が短くなり浸透していくと言う事もおっしゃってました。
グループ討論では「あなたは何故今の事業を経営しているのですか?」というテーマにもとづき熱い議論が交わされました。
それぞれが自社の理念の基に、一度作ったものは決してやめる事が出来ない、社員を裏切るのと同じことになる!っといった強い決意のもと会社経営に取り組んでいる会員さんも多くいらっしゃいました。
自分の想いは自分の中だけにとどめていてはダメ、言葉化し、文字にする事で人は決意し行動に移す事が出来、その結果、言葉に出した目的を達成する事が出来るといった意見も出ていました。
すぐにでも実践できる小さなことから取り組んでいく事が本当に大事なことだと実感する事が出来、素晴らしい例会となりました。
(下京A支部研修委員長 大塚巌也)